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その13.ほくほく線・上越線コース
このページは、信越本線長岡から上越線で越後湯沢に、、さらに六日町でほくほく線に乗り換え、直江津に至るコースです。まずは長岡からのスタートです。
長岡駅Nagaoka 改札内外「トッキー やなぎ庵」さん めかぶそば430円 |
はいっ、こちらはスタートの信越本線長岡です。
おそばですが、味はかなり薄め&甘めのナゴヤ風ダシです。ここからどう変わって行くのか。上越線に乗って出発です。
なお、この先宮内・小千谷・越後川口・小出にはそば屋さんはありません。次のそば駅は浦佐です。
また、途中の小出から分岐する只見線は、終点会津若松まで駅そばはありません。
浦佐駅Urasa 改札外「池田屋」さん 月見そば330円 |
浦佐です。温泉があるんですね。知りませんでした。すみません。駅からスキー場のゲレンデが眺められたりして、いいところです。そば屋さんは改札外にあります。
11時開店と、駅のそば屋さんにしては遅い開店時間ですね。おそば目当ての際はご注意ください。味は長岡同様、ナゴヤ風ダシ。意外でした。てっきり濃い口かと思っていたんですが・・・。ちなみに、月見なのに山菜などが乗って非常に豪華です、ここのそば。
話は前後しますが、長岡−浦佐間がナゴヤ風ゾーンと確定しましたので、途中の越後川口から分岐する飯山線は、次の十日町が濃い口ダシのため、越後川口付近の上越線との間で、ナゴヤ風ダシ〜濃い口ダシの境界ができます。
次のそば駅は、越後湯沢です。
越後湯沢駅Echigo-yuzawa 改札内外「雪中庵 ゆざわ店」さん めかぶそば450円 |
はい、越後湯沢です。上越新幹線も接続する、大変大きな駅です。こちらでいただいたのは「めかぶそば」。めかぶとは、わかめの根に近い部分を細かく刻んだものです。独特の粘りがあって、非常においしいです。
あ、そばの説明ではなくて、ダシでした。ここは濃い口です。ということでここで境界。濃い口ダシからナゴヤ風ダシです。
ということで、ここで一度折り返し、六日町からほくほく線を通って直江津に向かうことにいたします。ほくほく線は平成9年に開業した新しい路線で、上越新幹線から長岡を経由せずにに接続できる富山・金沢方面路線です。高速運転(速達)がセールスポイント。電車は北陸本線直江津まで、上越線は越後湯沢まで乗り入れする便が多くあります。
また開業当初から速達性を重視した路線で、六日町と犀潟をほぼ直線で結ぶため、路線のほぼ70%がトンネルという、他に例を見ない特徴的な路線でもあります。
ほくほく線の普通電車に乗り、出発です。直江津から2つ先、越後湯沢から少し長岡方向へ戻り、六日町からほくほく線に入ります。ここからは高速運転。特急列車は、青色の信号が2つ点灯する「高速走行進行信号(G-G信号)」に従い、160km/hで突っ走ります(2002年3月から)。普通電車も特急の足を引っ張らないよう、100km/h前後で走り抜けます。
トンネルの中を走っていると、電車は急に減速、停車します。実はここは信号場。ほくほく線は赤倉トンネル内に赤倉信号場、薬師峠トンネル内に薬師峠信号場、鍋立山トンネル内に儀明信号場という、3つのトンネル信号場があり、ここで列車交換があります。真っ暗なトンネルで停まっていると、やがて闇の向こうから3つの明かりが見え、轟音とともに特急「はくたか」が通過してゆきます。これもここならではの光景です。
丘陵地帯を走り抜け、視界が開けてくると十日町に到着です。
十日町駅Tokamachi 改札外「雪中庵」さん 月見そば320円 |
ここは一部の「はくたか」も停車する、ほくほく線の中心駅です。JR飯山線と交差しています。
駅の階段を降りると、そばのいい香り。愛想のよいおばさんが迎えてくれました。ここのおそばはしっかりした濃い口。鰹のダシが非常によく効いています。ちょっと変わっているのが、茎わかめが入っていること。歯ごたえがあって、非常においしいです。
次のそば駅は、直江津になります。
(参考)
直江津駅Naoetsu 改札外「謙信そば」さん 玉子そば330円 |
ここ、直江津は改札外にそば屋さんがあります。が、立ち食いスペースはなく、参考ということになります。
味のほうはナゴヤ風ダシ。ということで、ここで境界が出てきましたが、直江津駅が参考のため、境界線は直江津付近の信越本線と、十日町間とさせていただきます。
ここからはさらに信越本線で南へ!北前船コースへ行ってみる。
・・・ということで、駅そばのダシ、
ほくほく線・上越線コースの境界線は、
浦佐−六日町付近の上越線
(ナゴヤ風ダシ〜濃い口ダシ)、
十日町−直江津付近の信越本線の間
(濃い口ダシ〜ナゴヤ風ダシ)、
です。